既卒になった時に読みたい就職活動の進め方ナビ

自分にあった既卒求人が見つかる6つの方法

既卒の就職活動を進めるにあたり、多くの人が「どんなサイトで求人を探したら既卒向きの求人が見つかるの?」と悩みます。

世の中の既卒向けのサイトでは、「リクナビ、マイナビは使えません」と書かれているものが多いですが、卒業後3年以内であれば新卒向けサイトが一番活用しやすいです。

特に卒業後、ブランクの無い1年目であれば、新卒向けサイトをメインに活動をしても問題ないといえるでしょう。

ただ、既卒就活は新卒就活に比べ、内定率がぐっと下がります。そのため、以下に記載する各種サービスの特徴をもとに自分に合った求人の探し方をみつけ、複数サービスを併用することをおすすめします。

例えば、卒業後1年以内であれば、リクナビやマイナビをメインにし、新卒応援ハローワークを活用するという方法もあります。

卒業後3年以上経っている場合は、就職エージェントや若者ハローワークを活用するという方法があるでしょう。

他の記事で既卒者におすすめの就職サイト(求人サイト)や就職エージェント(人材紹介会社)をまとめました。

既卒者目線で、使い勝手がよかった、評判がよかったサービスを厳選しているので参考にしてください。※2019年10月現在の情報です

おすすめサイトへ

知るだけで大違い。
既卒・フリーター向け求人サービスの違い

求人を探す時には、各サービスの特徴と違いを理解しておくと、自分に合った求人を探しやすくなります。あくまでも私の分類ですが求人情報を探す方法は大きく7つあります。

  1. 行政が実施するサービス
  2. 就職エージェント(人材紹介会社)
  3. 就職サイト(求人サイト)
  4. 学校求人
  5. 紹介予定派遣
  6. 直接エントリー

1行政が実施するサービスを活用する

既卒・フリーター向けの求人を探す場合に最初に紹介するのは行政が実施するサービスです。

人材紹介会社もおすすめなのですが、お住まいや就職希望先によっては近くに紹介会社がないところもあります。そのため、どんな地域にもある行政サービスの活用から紹介します。

行政のサービスに関しては、「ハローワークに行ったが対応が悪い」「あまりよい求人がない」という声もお聞きします。
たしかに、行政のサービスの中には微妙なものも含まれているのは事実です。

しかし、行政の最大の魅力は、「無償で既卒・フリーターをサポートする」という立ち位置で、多くの事業やサービスを提供していることです。
広告を使うことが少ないため、就職活動をしている人が知る機会が少ないのがネックですが、「既卒3年以上の人を限定して支援する」「1ヶ月間は給与をもらいながら基礎研修を受けられる」といった事業を提供していたこともあります。

こうしたサービスは民間企業ではできないものです。

求人数も情報量も圧倒的に多いため、うまく活用すると非常に多くのメリットがあります。
デメリットは、地域や年ごとに支援内容が異なることです。
予算が確定する4月時期は前後にサービスを終了する事もあり、タイミングが重要です。
また、自分でどんなプログラムを受けられるか調べる必要があります。

「◯◯市」「就職支援」などで検索すると、各都道府県の支援メニューがみつかることが多いので、調べてみましょう。

既卒フリーターのための行政サービス

2既卒・フリーターに特化した人材紹介会社を利用する

就職エージェントを活用すると、担当者があなたのコーディネーターになりさまざまな求人を紹介してくれます。

メリットは、内定までコーディネーターが手厚くフォローしてくれることです。
面接の手配、セミナーの案内、応募書類や面接のアドバイスなども丁寧にしてくれる就職エージェントが多く、既卒・フリーターの就職活動を進める時には一度は利用をしておきたいサービスです。
ちなみにキャリアのある方が転職する際にはポピュラーな方法の一つです。

ハローワークの求人とは重複していないことも多く、大手の掘り出し求人や優良企業に出会えること、求人情報も詳細でそれらをもとにアドバイスしてくれることが魅力ですね。

デメリットは、会社によって得手不得手が違うため、それぞれの就職エージェントが紹介できる企業が限られていることです。
大手就職エージェントであれば案件は多くありますが、ほとんどの就職エージェントは紹介できる企業が限られています。

サイト上に数千案件と書いてあっても紹介せず求人を見せるだけの場合もあります。
担当コーディネータとの相性もあるので、何社か利用し相性を確認しましょう。

既卒就活におすすめの厳選就職サイト【保存版】

3既卒・フリーターに特化した就職サイトを利用する

既卒・フリーターに特化した就職サイト(求人サイト)の活用もおすすめです。

新卒で就職活動をした方は、「リクナビ」や「マイナビ」が馴染みがあるかもしれません。既卒・フリーターに特化した就職サイトとしては「Re就活」や「ハタラクティブ」が有名です。

また、卒業後にブランクがある場合は「リクナビNEXT」も既卒・フリーターが活用することができます。

就職サイトの最大の魅力は、求人数が豊富だということ。

希望条件に合わせて自分でいろいろな企業を見ることができます。

編集の仕事や講師の仕事など職種にこだわりがある場合は、自分で探してエントリーする方が効率的なため、就職サイトがおすすめです。

就職サイトの選び方まとめ
・既卒1年以内 ⇒ 「リクナビ」「マイナビ」「キャリタス」がおすすめ

・フリーター歴が長い人 ⇒ 「ハタラクティブ」リクナビNEXT」「Re就活」がおすすめ

リクナビ・マイナビ・キャリタスを既卒就活で活用する方法

4学校の既卒求人を利用する

学校に来ている既卒求人を利用する方法です。

各大学や専門学校に配布されている既卒求人は、その学校の学生を採用したいことが多く、エリア採用や専門職採用に強いのも特徴です。

特に理系の職種や保育士求人、栄養士求人などの専門職も通常の就職サイト以上に学校に情報が集まっています。

ネックは学校ごとに求人情報の対応に温度差が相当あることです。

きっちり整理して既卒者向けの対応をしている学校がある反面、ほぼ対応をしていない学校もあります。

卒業した学校のキャリアセンター(進路相談室)への相談に躊躇する人もいるかもしれませんが、卒業生の進路を気にしない職員はいません。

近況報告兼ねて既卒者向けの求人はあるか聞いてみるとよいでしょう。

「問い合わせ」という裏技
学校求人の裏技は「問い合わせ」です。新卒向けの求人でも、担当者に電話をして既卒であることを説明をした上でエントリーの有無を聞くと、エントリーオッケーをもらえるケースがあります。
特に最近は直接問い合わせをする人も少ないので、その行動力が評価されることもあります。乱用はおすすめしませんが、一度受けてみたい!という企業があれば試してみましょう。

5既卒フリーターで事務職を目指すなら派遣会社を利用する方法も!

既卒・フリーターで事務職を目指す場合は、派遣会社で経験を積むことも一つの方法です。事務職の求人に関しては、正社員ではなく派遣社員として募集をしているケースが非常に多いです。

事務職の求人の場合、即戦力での募集が多く、経験や実績が問われます。

経験を積むのであれば派遣会社から入るほうがハードルが低い職種の1つが事務職です。

「お試し期間」を設けると考え、派遣に登録する選択肢も検討してみてください。

なお、事務職の求人はハローワークも多い傾向がありますので、派遣会社とハローワークを併用するとよいでしょう。

6直接エントリーする(企業HPから求人を探す)

企業HPの採用ページから求人を探し応募する方法です。

CAやマスコミ、公務員などは新卒に限らず常に募集し続けている場合が多いので、就職サイトからではなく、企業HPや行政サイトの採用ページから直接エントリーをします。

また、研究職、開発職など、求人が少ない職種や業界を希望している人は、就職サイトや就職エージェントを利用しつつ、企業HPの採用ページから求人を探しましょう。

以前と比べると「インディード」が有名になりました。それ以外にも自動巡回型のサービスなどを使って検索をすると良いと思います。

最大のネックは・・・使うとわかりますがサイトが見づらいです。

こんな時はどうするの?タイプ別の活用アドバイス

A.自分で求人を調べたい。エントリーしたい仕事にこだわりがある

いろんな仕事を比較してみたい、自分で求人を探したいという場合にはリクナビ、マイナビなどの就職サイトの活用がおすすめです。

就職サイトは就職エージェントと違い「大量採用」をする企業も多く、大手企業の求人を探しやすいでしょう。
卒業後1年以内の既卒者の場合は新卒としてのエントリー合格率も高いため、リクナビ、マイナビ、キャリタスを活用しましょう。

B.一人では不安。誰かのアドバイスをもらいながら進めたい


情報が少なく不安だったり、自分のどういう部分が武器になるのか分からない場合は、就職エージェントの活用がおすすめです。

二人三脚で担当のコーディネーターに相談しながら就職活動を進める事ができます。

新卒の時から就活しているが、なかなか面接で受かりにくい人は、第三者のアドバイスをもらうことで課題が明確になり、就活がスルスルと進むかもしれませんよ。

C.地元に特化した求人や、自分の学んだ事をいかしたい

就職サイトや就職エージェントのサービスが充実していないエリアの場合は、卒業した学校にきている求人(自宅から通っていた場合)か、地元へのU・I・Jターン支援をしている行政のサービスの活用がおすすめです。

就職サイトや就職エージェントは企業側に採用コストがかかるため、地元に特化した中小企業では求人を掲載していない事も多いです。

地元に就職したい人は、学校求人や行政サービスの情報は、非常に貴重な情報源です。

まずは求人情報をみたい人へ

既卒者におすすめの就職サイトや就職エージェントを厳選してまとめました。

就職サイト(求人サイト)や就職エージェント(人材紹介会社)をまとめました。

既卒者目線で、使い勝手がよかった、評判がよかったサービスを厳選しているので参考にしてください。※2019年10月現在の情報です

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