既卒になった時に読みたい就職活動の進め方ナビ

既卒フリーターのための行政サービス

今回は行政サービスを使った既卒・フリーターの就職活動のポイントについてです。
基本的には、コーディネーターが内定までサポートしてくる人材紹介会社がおすすめですが、エリアによっては近くに紹介会社がないエリアもたくさんあります。

行政のサービスに関しては、「対応が悪い」「良い求人がない」という声もお聞きします。たしかに、行政のサービスの中には微妙なものも含まれているのも事実です。
しかし、民間ではできない多くの事業やサービスを提供しているため、活用次第で就職活動を有利に進める事ができます。

既卒フリーターにおすすめの行政サービス

若者総合就職支援施設ジョブカフェ

各都道府県が主体的に設置している、若者の就職支援を行う施設です。「ジョブカフェ」は通称で、各都道府県により「ジョブパーク」や「若者就職支援センター」など呼び名が異なります。大抵は、就職活動のためのパソコン・インターネット利用ができたり、履歴書を書くためのテーブルや、場合によっては飲み物を置いているところもあります。求人情報や情報誌の閲覧ができるほか、進路についての相談に乗ってくれます。場所によっては独自の求人を持っているところもあります。一番の魅力は行政主導の就職支援サービスの多くが情報として集まっていることでしょう。

ハローワークのように、直接仕事の斡旋は行っていませんが、ハローワークと併設している場合は求人の検索も可能です。また、ジョブカフェ主催の企業説明会やマナー研修なども行っていますし、ハローワークや別の企業が主催している研修を紹介してくれる場合もあります。大学のキャリアセンターがイメージに近いかもしれません。相談からセミナーまでフルに活用するのもいいですし、就職活動中にパソコン利用だけ、など自分の使いやすさに合わせて一度利用してみるのはいかがでしょう。

求人を探すならハローワークインターネットサービス

ハローワークインターネットサービスは、ハローワークで掲載されている求人情報を検索することができるサービスです。(一部掲載希望をしていない企業もあります)誰でも見ることができますが、応募のためにはハローワークで求職登録を行う必要があります。地元の一般事務職等の仕事はナビサイトに掲載されていないケースも多いため、一度は求人内容を見ておきたいところです。

求人数が圧倒的に多く、全ての職業に対して情報が豊富ですが、利用した人からは「応募したら実際には募集していなかった」「書類が受からない……」「職種に偏りが在る」といった声もお聞きします。

現在は、特定の条件を満たさなければ求人に年齢制限を設けることができないと法律で定められています。
本音としては即戦力の中途採用の人材が欲しいけれど、募集対象は未経験者も書いている……といったこともあるようです。
そのため、「いざ、応募してみると募集していない」ということがあります。

個人的なオススメポイントは、
履歴書の書き方という情報です。かなり特殊なケースに対しても分かりやすくマニュアルにまとめられていて、とても参考になります。

新卒応援ハローワーク

大学の卒業年次(四年制大学なら4年生、短大なら2年生など)、既卒3年以内の卒業生を主な対象としたハローワークです。エントリーシート・履歴書の作成相談や面接指導のほか、就職フェアなども行っています。

また、「就業経験が少ない」、「さまざまな事情で離転職を繰り返している」人を対象にした「わかものハローワーク」もあります。対象は、正社員での就職を目指す若年者(概ね44歳以下)なので、ほぼほとんどの人が対象になるサービスと言えます。

自分の地元でサービスを探す場合はこちらが便利です。

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